イギリスでは、全金融市場のシェア30%を占めるという非常にメジャーな金融商品です。金融先進国のイギリスでこれだけのシェアを占めるということは、便利で、取引をする人が多いということに繋がっていきます。

CFDの魅力とはいったい何なのでしょうか?

CFDの特徴としては次の3つが挙げられます。

◎様々な投資対象にレバレッジをかけた取引が可能になる

株や株価指数、商品、債券など、約1万種類以上にも及ぶ投資対象に対し、少額の資金を元手に、その数倍~数十倍で投資をすることが可能です。もちろん、これは諸刃の剣で下手をするとやけどを負いますが、うまく活用すると少ない資金で多額の利益を狙うこともできます。

CFDは差金決済で、実物の受け渡しを行わない取引です。

100万円分の取引をする場合、通常なら100万円を用意して、実物と交換する必要があります。

しかし、CFDの場合は、その何分の1、何十分の1の資金さえ用意すれば取引ができますので、これまで最低投資金額が高すぎて投資できなかったものに対しても、少額から投資が可能なわけです。

◎売りから始められる

通常の株式取引の場合、株を買うことはできても、最初から、いわゆるカラ売りをするとなると、プロの投資家専用マーケットのようなところでないと取引ができないというように敷居が高かったかと思います。

CFD取引の場合は、いろいろなものに対して、簡単に売りから入ることができます。

たとえば、ニューヨークダウが下がると予想したとします。このとき、現在の価格で売りを入れるわけです。結果、予想どおりに下落した場合にそこで決済します。

ここで売りを入れたときと、決済したときの下がり幅が利益となるわけです。むろん、反対に上昇した場合は損失になってしまいます。

 ◎24時間取引ができる

会社員の場合、日本株を買おうと思っても取引時間は就業時間中であることが多くてパソコンにつきっきりになっての取引はなかなか難しいと思います。一方で、海外市場となると必ずその時間に開いているマーケットがあります。

日本は夜中でもアメリカではお昼ということがあるわけです。

したがって、リアルタイムで取引可能な市場と向き合えるのがCFDの大きな特徴の1つです。

もちろんCFDはメリットばかりではありません。

反対のCFDのリスクについて触れておきましょう。

CFD取引は、すぐにでも大金を儲けられそうな錯覚に陥るかもしれませんが、世の中そんなに甘くはありません。いくつかの注意点がありますので、そのあたりをきちんと把握しておかないと思わぬ火傷を負う可能性もあります。

 まず一番注意しなくてはいけないのは、レバレッジです。

前述のようにレバレッジは上手に使えば非常に有用な取引方法ですが、仕組みをよく理解しないままに取引をすると、知らない間に実力の何倍もの取引をしてしまって予想以上の損失を被ってしまうというようなことも起こらないとは限りません。

現物株の場合、長期間所有していることで、いつかは回復するというやり方も通用したかもしれませんが、高いレバレッジをかけている場合は命取りになる可能性もありますので、損切りをきちんとしていく必要もあります。

また、価格が一時的に急落した場合、業者によっては、定められている証拠金維持率を一時的にでも維持出来なくなってしまうと強制的にロスカットされてしまうこともあります。

したがって、まずはきちんとシステムを理解してから取引を始める必要があります。

 

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投稿者 Varsha